身体のつながりを感じてみる

もうすぐハロウィンですね。

Cosmosのエントランスもハロウィン仕様になっております。

 

さてさて、今日のブログのテーマは『身体のつながりを感じてみる』です。

 

昨日、久しぶりに女性誌を購入しました。

「骨でカラダ調整。」という文言がバンと表紙に出ていた為、手にとってみた『an・an』です。

骨盤、背骨、肩甲骨に特化した内容で、手ぬぐいを使ったトレーニングや肩甲骨周りのストレッチ、頭の骨のゆるメンテなど、整体をやっている身としては興味深く読みました。

 

手軽にできる呼吸法や筋トレ、マッサージ、ストレッチは自分の身体と能動的に向き合うことなので、私もオススメです。

アスリートやボディビルなど競技や見せる為の筋肉を作らなければ！という方以外は、セルフ身体ケアを行うにあたって、無理をしない、痛気持ちいいを超える痛い刺激を身体に与えない、というのが基本ルールだと思っています。

 

そして、もう１点、意識して頂くと嬉しいポイントがあります。

それが、今回の『身体のつながりを感じてみる』なのです。

 

セルフケアのマッサージやストレッチはどうしても、その行為をすること自体が目的となってしまうところがあります。

凝っている部分をマッサージして終わり、ストレッチを１つこなしたら、次のストレッチはええと、どこを伸ばすんだっけ…と、どうも行為そのものに意識が向きがちです。

 

そうではなく、１つケアをしたら、その後に身体がどう変化したか、身体の感覚を味わってみて欲しいのです。

 

例えば、目が覚めてベッドから身体を起こす前に、ぐーんと伸びをするとします。

ぐーんと伸びをした後、ばたっと脱力して身体の感覚を味わってみます。

すると身体の中央から手足の先に向かって血流がぐっと巡るのが分かります。

 

また、頭皮のマッサージをするとします。

両手指で気持ち良いなあと思える部分を優しくマッサージしたあと、手指の動きを止めて、そのまま頭に両てのひらを置いておきます。

そのまま目をつむって数呼吸していると…

 

おでこや頭の前側をマッサージした後なら、胸の中央や肋骨が開いていくのを感じられます。

側頭部をマッサージした後なら、首周りや腕と肩をつなぐ関節がゆるんでいくのを感じられます。

後頭部をマッサージした後なら、首の付け根や背中がゆるんでいくのを感じられます。

 

感じ方には大小ありますし、思ってもみなかったところ(マッサージした部分と離れたところ)がゆるんできて面白く感じられることもあるでしょう。

身体は全部つながっているので、１つの部分を刺激すると、連動して、つながっているところにもその刺激が波及するのです。

それを能動的に感じてみると、マッサージやストレッチなどのセルフケアが心身共に充実したものとなります。

ぜひお試しくださいね。