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愉和法との出会い~Cosmos整体の起源③~

もみほぐしをやめた理由を書いた前々回のブログ、野口整体の風邪への考察を書いた前回のブログの続きです。

 

エステを退職し、息子を妊娠している頃、私は操体法や野口整体関連の本やウェブサイトをどんどん読み進めていました。

出産後もボディワークを続けたい、でも何をすれば良いのだろう…と迷っていた時期でもあります。

 

ある日たまたま、現在の整体の師匠である清水先生の「愉和」のHPにたどり着きました。

清水先生は操体法、野口整体を深いレベルで学ばれています。また、その上で独自の整体手法である愉和法を編み出しておられました。

HPを見て頂ければわかるのですが、ありとあらゆる体の不調、治療院や現代医学では解決できない謎の症状や難症と呼べるものまでも、先生はどこにもない独自の体への観察方法と手をあてる、という誰でもできる(ように見える)手法で解決されています。

また、体に対する考え方(作為的に治す、のではなく、自発的に治る等)も心から頷けるものでした。

 

しかし疑い深い私は実際にその手法を受けてみないと信じられないのです。

そして息子が1歳を過ぎた頃、横浜市東戸塚にある整体処「愉和」に、夫も無理やり同行させて(←本当に疑い深い笑)行ってきました。

 

それは今までの自分の整体観が何億光年先までふっとんでしまうような、不思議な整体でした。

まさか、今までの自分の偏頭痛の原因が、足の指から来ているなんて…(この時のことは、HPの症状に合った施術例に詳述しています。)

そもそも頭痛の原因が足の古傷って誰が思います…?お医者様には絶対に言われないだろうし、その発想自体がなかなか無いものです。でも、実際、先生の施術後から、吐くほどひどかった頭痛が無くなったのです。

 

この愉和の整体を受けた経験から、同じように見える肩こりや腰痛でも、1人1人の原因は違うし、それをここまでちゃんと探し出せる整体は他に無いのではないだろうか、と思いました。

 

例えば、同じように見える肩こり。

人によっては手の薬指が原因ですが、人によっては手の小指と足の古傷の引っ張り合いで起きていることもあります。

また、頭のこわばりと手の人差し指が連動して起きていたりすることもあります。

このように1人1人の原因は違うので、揉む、ストレッチする、というようなやり方ありきの整体では、到底、根本解決にはならないのです。

また、この個人の原因を特定して緩めてあげることができれば、揉んだりストレッチしたりすることが一切無くても、肩こりは勝手にとれてしまうのです。

 

かくして、私は先生のもとで修業を積みました。

こう書くと、それは厳しく辛い日々だったのだろうと思われそうですが、全然(笑)!!

自分のできなさ加減に焦ったり、試行錯誤したりすることはもちろんありましたが、先生はいつも飄々と、それでいて真面目な顔で急に面白いことをおっしゃるので、場はいつも和気あいあいとしていました。

その時の仲間や先生とは今でも連絡を取り合い、愉和法の整体を深めています。

 

そんなこんなで、3部にわたってCosmosの整体の起源を書いてまいりました。

上記のとおり、Cosmosで行っている愉和法での整体は、巷の整体院さんのような押したり揉んだりの施術は一切しない代わりに、お客様の不調の原因を、手や足の関節レベル(指1本、関節1つずれでも、整体の効果は大きく変わってしまうのです)で究明、施術しています。

どこに行っても解決できない不調をお持ちの方、また、そんな方の中でも、過去に骨折や大きな打撲、突き指などの経験がある方は、お手伝いできる可能性が大です。

ぜひ、足を運んでみて下さいね。