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夏の足首

夏、本番ですね~。

 

我が家ではベランダプールの営業が始まりました。

 

夫が頑張ってビニールプールを膨らませてくれて(電動ポンプでも1時間くらいかかった)、息子が大喜びでパシャパシャ遊んでいます。

 

せっかくなので、私も足だけプールにお邪魔したのですが、分かっていたこととはいえ、足が冷えるだけで全身が冷えます。

 

そしてその後、1日中身体がなんだかギシギシと動きが悪いのです。

 

やはりアラフォー女性の足首を冷やしてはいけないな、と身を以って痛感した訳であります。

 

 

そう、夏の足首。

 

これは結構、夏の女性の身体のポイントになってくるのではないかなぁと思います。

 

そもそも足は身体の土台であり、ここの調子が狂うと、簡単に膝や腰に影響を及ぼします。

 

しかし、常に温めておいたり、がちごちに足首を締めておけばよいかというと、夏の場合は少し事情が異なります。

 

何故かというと、足首は身体の放熱ポイントになるからです。

 

 

この時期の足首は、放熱したい時にきちんと放熱できて、エアコンの効いた室内では冷えすぎないようにきちんと締まる、こんな風に柔軟性があるのが理想です。

 

 

ところが、加齢と共になかなか環境に身体が適応できなくなってきて、硬い足首をしている女性が多いです。

 

内くるぶしや外くるぶしの下を軽く押すと痛みが走ったり、足首を回すだけでポキポキ音がする場合は、少し硬くなっています。

 

(と、書きながら私も右足首を回したらポキっと音がしたので、硬くなってます。)

 

あと、寝ている時に足裏の火照りが気になる、というのも足首が硬く放熱できていないことからきていることがあります。

 

 

では、足首の硬さはどうすれば良いのか。

 

足湯、ホットタオルで温める、など色々な方法はありますが、一番手軽にできるのは、やはり足首を回すことでしょう。

 

 

私がよくやるのは、手の指をかませて足指を広げて、足首を回す方法です。

 

この時に、足首を手で包んで温めるように持ちます。

 

実は、足首は優しく触れているだけでも脚全体の調整になります。

 

足首に触れて、身体に意識を向けていると(触る側ではなく、触られている側に意識を向ける)、

足首から膝、ふとももを通ってお尻の方にかけて、勝手に動いたり、ぴくっと反応することが感じられる方もいると思います。

 

ぎゅっと触るとその反応は起きないので、あくまでも包み込むように優しく触れます。

 

 

足首を回すのは内側回し、外側回し共に、気持ちよいスピードでじっくり回します。

 

回している内に、足首が柔らかくなって、可動域が広がっていくのが分かると思います。

 

 

ちなみに、足首を外側に回すと、骨盤をゆるめる動き、

足首を内側に回すと、骨盤を締める動きになります。

 

ですので、骨盤がゆるんでいく月経3日前くらいから、足首の外側回しを意識してみると、生理痛の軽減につながります。

 

生理痛は、ストレスの他、目や頭の疲労で骨盤がゆるみにくいことで起こりやすくなります。

 

特に骨盤の左側の方がゆるみにくい、という性質があるので、右側に比べて左側足首の外側回しを月経前に多めに行っておくと、効果的です。

 

反対に、生理が終わったくらいの時期は、足首の内側回しを少し多めに行うことで、骨盤がきちんと締まります。

 

 

このように、足首も骨盤も、その時に応じたゆるみ、締まりがあります。

 

足首も骨盤も常にぎゅっと締まっているのが良いのではなく、その時に応じた柔軟な動きができることが、

 

身体のスムーズな放熱や痛みのない生理=無理のない楽ちんな身体につながります。

 

 

夏の足首、大事にしたいですね。